【本好きになろう】活字本が苦手な僕が本を好きになるまでの話

本と僕の出会い
こんな方に読んで欲しい!
  • 本をたくさん読みたいが、集中力が続かない。
  • 本を好きになりたいが、活字に抵抗感がある。
  • 本を読むのが大好きになりたい。

【本好きになろう】活字本が苦手な僕が本を好きになるまでの話

Episode1

18歳まで僕はほとんど活字の本を読んできませんでした。

といいますか、読めなかったです。

漫画は大好きでしたが、活字の本は読むとすぐ眠くなる人でした。

だけど人生は何が起きるか分かりません。

大学受験に向けて勉強の最中、休憩していた時に、ふと参考書に書いてあった言葉が目にとまります。

「良き書物を読むことは、 過去の最もすぐれた人々と会話をかわすようなものである」

そうこれはデカルトの言葉です。

当時は素直な性格だったからか、「あれ?ヤバイ。本なんてまともに読んだことない」と危機感を覚えました。

受験勉強が急激にどうでもよくなりました。

なんとか大学受験を終え、大学に進学するまでの期間に、僕は近所の図書館に行ってみました。

伝記とかを手に取り、そして思います。

「眠いし、つまんねー」

だけど、僕は諦めませんでした。

デカルトの言葉が頭から離れなかったからです。

本に可能性を感じていました。

根気強く読んでいく中、20冊目くらいで脳外科医のスーパードクターと称される福島孝徳先生の本と出会いました。

「本って面白いかもしれん」

「どうやったらもっと本をたくさん読めるかな?」

ここから僕の読書ライフが少しずつ動き始めました。

気がつけば、本が大好きになっていました。

気がつけば、週に一回以上書店に通うようになりました。

気がつけば、200冊以上本を読んだりする年もありました。

そして、人生に困ったときや成長したいときは、いつも本に支えられてきました。

このBlogを通じて、僕が本を好きになるまでの過程と僕が学び得た読書術を紹介していきます。

Episode2

大学生になった19歳。

本の魅力を少しずつ感じていましたが、それよりも大学の授業に忙殺されていました。

なんと9時から18時まで授業がみっちり入っていて、土曜もお昼まであることが度々ありました。

「あれ?大学って遊びにいくところじゃないの?」

僕が思い描いていたキャンパスライフとはかけ離れた現実が待ち受けていました。

学業は思っていた以上に大変でした。

だけど恵まれていたのは、周りの友人は勉強意欲が高く、いつも僕に刺激を与えてくれたことです。

前向きな友人が多かったです。

何を取り組むにしても、「Easyだぜ」が口癖の友達も中にはいました。

(後にEasyが口癖の彼は超大手企業に就職しました。口癖大事ですね。笑)

試験前は過去問を回してくれ、友人が本当に助けてくれる環境だった。

こうしてなんとか前期の試験を終え、1ヶ月の夏季休暇となります。

やっと本の話に、とはいかないです。

僕はなぜかまた本ではなく、漫画を貪り読んでいました。

バイトをろくにせず、実家の自分の部屋で朝から晩まで引きこもり、友達から借りた漫画をひたらすら読み、自堕落な生活を送っていました。

1ヶ月の休みなんて、あっという間でした。

夏休みが明け、後期も朝から晩まで授業を受け続けました。

成績は学年で真ん中くらいの何ともいえない成績でしたが、1回生で留年する人もいるくらいの厳しい学部だったので、よく頑張ったって言ってあげたいです。

こうして大学1年目が終了しました。大学受験よりも勉強する羽目になりました。

2年目となり大学の授業にも慣れ、ここでようやく僕は本を読もうと思い直しました。

書店に行き、ふらっと店内を歩きます。

そして僕はある1冊の本に導かれました。

ナポレオンヒルの「思考は現実化する」でした。

大学受験が思うような志望校に行けず、自分の望みを叶えたい思いが強かったのです。

だから、めちゃくちゃ分厚かったのですが、「この本の内容が本当であって欲しい」と思い、買ってみました。

内容はもう思い出せませんが、巨富を得る方法が書かれていました。

純粋だった僕は寝る前に本に書いてあることを試していました。

(残念ながら僕は巨富を得られませんでした。笑)

ただ「思考は現実化する」をきっかけに、僕の読書欲は掻き立てられていったのは事実です。

その後はカーネギーの「道は開ける」、「人を動かす」とかを読んでいました。

2回生の時はバイトをしていましたが、それほど稼いでいなかったので、立ち読みすることが多かったです。

2時間くらいで読み終えられるビジネス本や自己啓発書をよく読みました。

その年にハマったのは家入一真さんの本でした。

大学とかを出たわけではないのに、起業して、活躍している内容を読み、興奮しながら立ち読みしていた自分の姿を今でも思い出せます。

立ち読みを駆使し、大学生2年目は50冊〜60冊くらいは読んでいました。

この時良かったのは、読みやすい本たくさん読んで、活字を読む楽しさや体力をつけていたことです。

Episode3

3回生となり、粛々と読書を続けていた僕にまたもや転機が訪れました。

3回生の後期になると、座学の勉強の単位はほとんど取り終えていました。

研究室に配属されたものの、特に最初はすることがなかったので、大学のキャンパス内や大学付近を用もなく散歩しました。

秋の日差しが心地良く感じた時期でした。

散歩する途中、本屋に立ち寄り、赴くままに店内の本を眺めます。

そして、ある一冊の本が僕に視線を送ってきました。

本田健さんの「20代にとって大切な17のこと」という本でした。

何気なく開いたそのページには、人が人生を振り返った時に後悔しやすい項目の一つとして、「若いうちにもっと本を読んでおけばよかった。とよくいわれる」と書かれていました。

今まで、「何となく読書って大事なんだろう」という思いでしたが、「読書は人生を豊かにしてくれる」という確信に変わりました。

読書が大事だという感覚は間違ってなかったと思えました。

自分がやってきたことを初めて肯定できた瞬間でありました。

この本に出会ってなかったら、恐らく読書を途中でやめていたかもしれません。

そこから、僕の読書意欲のギアはさらに一つ上がりました。

Episode4

大学での単位を全て取り終えたあと、僕は大学院に進学しました。

仲の良かった同期は卒業し、お昼の時間は一人になる機会が増えました。

本と出会ってなかったら、一人時間を寂しく感じていたかもしれません。

だけど、その頃の僕は読書欲に燃えていて、すでに本が堪らなく読みたい体質に変わっていました。

お昼の時間もフリーになることで、よく大学の近所の古本屋に通っていました。

ここでまたまた転機がやってきます。

年間の読書量は60冊くらいを維持していましたが、もっと本を読みたいと考えていた矢先でした。

そんなとき、「本は同時に10冊読め!」という本に出会います。

本を1冊読み終わってから、次の本を読んでいた僕にとって衝撃的なタイトルでした。

「同時に10冊? 読めるわけないでしょ」と思いました。

本には下記の内容が書かれていました。

  • 本は同時に色んなジャンルを複数冊読め
  • 端から端まで読まなくてもいい
  • 面白くない本は読むのをやめろ

目から鱗の内容ばかりでした。

脳みそがぐるぐると熱くなり、書きかえられていくような感じがしました。

これまで、ジャンルは小説、ビジネス本、自己啓発本といったように偏っていました。

これまで、本は1冊を端から端まで読んでいました。

これまで、途中で面白くないと思っていた本も、お金を払って買った以上は最後まで読むようにしていました。

全てが僕の逆転の発想でした。

このとき成毛眞さんを初めて知りました。

日本マイクロソフト元社長という肩書に驚き、書いている内容を信じたくなりました。

読んでも読んでも内容を忘れるから、何度も何度も読み返しました。

いつの間にか、本は手垢でいっぱいでした。

初めて50回くらいは読み返した本と出会いました。

ただ、「本を読まない人はサルである」といったように刺激が強すぎる面はあります。

当時は夢中になっていたので、本をたくさん読める快感を得ていたものの、先ほどの表現のように、人を小馬鹿にするような心持ちに多少なりとも染まったりもしました。

だけど、それくらい僕にとって衝撃的で大きな影響を受けた本でした。

大人になるにつれ、僕にとって毒の部分は吐き出し、良い部分だけを残せるようにはなりました。

とにかく、成毛さんの本を読んでからは、「政治、経済、歴史、宇宙、サイエンス、エッセイ、ノンフィクション」といった様々なジャンルにも手を伸ばし、寝ても覚めても本を読むようになりました。

友達や彼女との待ち合わせまでの時間、電車の中、お風呂の時間、駅のホームの移動時間(危ないからマネしないでね)、ありとあらゆる隙間時間が読書の時間に変わっていきました。

大学の図書館や書店をこれまで以上に隅々歩くようになりました。

「1冊でも面白い本を見逃さないぞ」

それくらいの意気込みで、並んでいる本のタイトルを入念に読みました。

自分の知らない世界が急激に広がり、毎日が刺激的で楽しくて仕方がなかったです。

もっと本を読みたいという望みは叶い、大学院を卒業する頃には、年間200冊くらいは読めるようになっていました。

こうした自信を手に入れ、就職活動もさっと終わらせ、好きな彼女もいて、順風満帆な大学生活を終えた。

episode5続く。

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